糖尿病の種類
I型糖尿病
学童に1.5万人。ウィルス感染、自己免疫機序により膵β細胞が破壊される。
子供の時の発症が多い。大人でも発症する。必ずインスリン注射が必要となる。
II型糖尿病
糖尿病全体の95%以上。過食により一時的に膵β細胞によりインスリン分泌が多くなる。
しかし、次第にインスリン分泌が少なくなり高血糖が出てくる。
糖尿病の症状
早期には症状がない。ある程度進行すると口喝、多飲、体重減少が出る。
多尿
就寝してからの排尿回数が非常に参考になります。年齢が若ければ夜間の排尿はありません。
例えば2回あるのであれば、糖尿病を疑うことになります。
口喝
多尿の結果として出てくるのですが、のどが渇くからジュースを飲むことを繰り返し、昏睡で糖尿病が発見されることもあります。
体重減少
体重減少の一つの原因に、尿からの糖の過剰排泄があります。体重が減ってくるので、以前以上にカロリーを摂る。
この悪循環のために、体重が10㎏から15㎏減少して病院に来ることがあります。
清涼飲料水症候群
これはジュースなどの糖分が入っている飲料水を多く飲むことで、高血糖、さらに意識が混濁し、意識がなくなるまで進行するというケースがあります。特に夏に多いのです。水分の補給のために糖分の多い飲料水を飲む場合、注意が必要です。お茶が健康的です。